■同時測定監視システムとは
光ケーブルの異常は稀にしか発しませんが、従来の監視方法では、
監視芯線(チャネル)を順次測定しながら異常判定を行ってきたため、
故障発見に時間がかかっていました。
これを光ケーブルの監視全芯線を一括して測定(同時測定)し、異常を発見した場合のみ、
当該芯線を個別に故障箇所の距離測定(個別測定)をすることにより、
常時監視に近い状態を実現することができます。
本システムを導入することにより、異常を発見するとともに、異常を発見した芯線のみ
測定するので、極めて短時間に故障個所が特定でき、故障の早期回復が実現できます。
同時測定監視しシステムの概念を以下に示します。
■同時測定監視システムの仕様
- 一装置で最大64心線を同時に一括測定し常時監視する。
- 異常を検出した場合は、自動で当該芯線を個別に詳細測定し故障位置を特定する。
- 最大監視距離は約80Km。
- 特定光ファイバー芯線の瞬断検知およびログ収集を行う。
■同時測定監視システムの構成
同時測定監視システムの構成イメージを以下に示します。
■同時測定監視システムの解説
映像と音声で同時測定監視システムの説明をします。