光ケーブル監視システムのラインアップ

当社の光ケーブル監視システムはスタンダードタイプ、同時測定監視システム、光ケーブル瞬断検知システム があります。 お客様ニーズ合わせた柔軟なカスタマイズを行えます。

■スタンダードタイプ

  • 監視対象の芯線を設定した周期で監視を継続し、異常を検出した場合は損失、距離をアラーム通知いたします。
  • 従来の「試験部分散型」に加え、1試験部で多数の光測定装置を接続可能な「試験部集中型」が加わりました。

■同時測定監視システム

監視全チャネル(最大64芯)を24時間365日同時に一括測定で監視し、異常発生時は、 個別測定により故障点を特定しアラーム通知いたします。    

■瞬断検知システム(特許第5241419号)

通信状態の不安定な回線(一時的な損失増、時々断線等)を集中測定し瞬間的な断線等を検知し 発生日時、異常箇所を特定いたします。  

ラインアップ関連図

光ファイバの故障

光ファイバー通信網は、通信・CTATV・地域情報を始め、ダムの流量制御や上下水道、 気象関係に至るまで、いまや国民生活に欠くことのできないインフラとなっています。 光ケーブルの故障は、鳥獣などによる噛み切り、災害、事故、浸水による損失増加、 などの故障が発生しており、今後経年劣化も予想されます。 光ファイバーが一旦故障してもリモートファイバテスターのような監視システムが無ければ、 その故障個所、時刻の特定に手間取り、復旧まで長時間かかってしまいます。 以下に故障事例の一部を紹介いたします。

■架空ケーブルの損傷

住宅街を通過する光ケーブル上部が建機との摩擦で損傷し、歳月とともに浸水が進行し故障となった。 地上から損傷個所を目視することはできません。  

市内通過ケーブル故障

■河川横断の光ケーブルの損傷

河川上空の小動物による食害でケーブルの外覆がかじられ断線しています。食害箇所は目視できませんが、 光ケーブル監視システムにより位置を特定できます。  

山間部ケーブル故障
   

現地の景観写真です。ケーブルの断線箇所は目視できません。

山間部故障現地景観